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アトピー性皮膚炎

アレルギーと有害ミネラル 〜サプリメントでアトピー改善〜

アレルギーと有害ミネラル
〜サプリメントでアトピー改善〜

有害ミネラルの蓄積はアレルギーの原因になる活性酸素・過酸化脂質を除去する抗酸化物質や善玉ミネラルの働きの妨害をします。
当院で行っているSOD療法は抗酸化物質で活性酸素を抑える治療ですが、これに対し有害ミネラルを除去することでも体内で作られる抗酸化物質の働きを改善でき、アトピー性皮膚炎の症状改善につながります。

難治性のアトピー性皮膚炎の方に

オリゴスキャンによるミネラル測定をお勧めします。

 

オリゴスキャンによる有害ミネラルと善玉ミネラルの測定
体内の有害・善玉ミネラルを手の掌から光を当てることで瞬時に測定でき、その日のうちに結果が出ます。
これにより体内の汚染状況・栄養状況を推測できます。
検査項目は有害ミネラル(水銀、カドミウム、鉛等14種類)と善玉ミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛等20種類)。
検査結果から必要なサプリメント(栄養素)やそれらを含む食品のアドバイスを行います。

1.有害金属の吸収抑制、排泄促進
乳酸菌の内服により腸内環境を整えることで有害ミネラルの吸収を抑制します。
有害ミネラルを排泄促進するビタミンACEB6、善玉ミネラルなどのサプリメントを内服します。
2.善玉ミネラルの補足
不規則な食生活、心身のストレスによる善玉ミネラルの消耗により免疫力の低下が低下するので不足した善玉ミネラルを補充します。
3.オメガ脂肪酸の補充
オメガ脂肪酸の摂取により体内でEPADHAを増やし、粘膜・免疫系を強化しアトピー悪化の原因であるTh2の活性化の抑制をすることでアレルギー症状の軽減が期待できます。
4.抗酸化療法
SODカプセル、アスタキサンチン等の抗酸化物質の内服で活性酸素や過酸化脂質を除去します。

オリゴスキャンによる有害・善玉ミネラル検査

1回 12,000
初診料(初回のみ) 3,000
   上記金額に消費税5%、20144月以降は8%が加算されます。

 

ナローバンドUVB「308エキシマーシステム」
ナローバンドUVB治療は保険でできる(適応疾患の場合)光線治療です。

308エキシマーシステムは308nmの紫外線を発生するエキシマライト光線治療器です。
XeCl(キセノンクロライド)光源を用いたUVB照射装置で、308±2nmの単波長を選択的に高出力で照射するシステムです。

尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎(以上、保険適応)、結節性痒疹、円形脱毛症(以上、保険適応外)など種々の難治性疾患に安全かつ有効な治療法であることが近年報告されています。
照射範囲が比較的小さいため健常部への紫外線照射を避け、病変部位だけに従来の100倍以上のエネルギーで限局的に照射でき、1回あたりの照射時間は数秒、かつ少ない治療回数で効果を出すことが可能になっています。
治療効果を感じられるまでの時間が短い、かゆみがおさまるのが早い、他の治療に抵抗性な病変への適応など、期待の最新紫外線治療です。

具体的な照射方法は、
通常、最小紅斑量(MED)やスキンタイプを基準として設定しますが、308エキシマーシステムは比較的少量から漸増する方法で行います。

ナローバンドUVBによる治療結果は従来のブロードバンドによる有効性を凄驚しつつあります。
1波長で高い照射量を誇るナロードバンドUVBフォトセラピーシステムは健常な皮膚に余分なダメージを与えずに、病変部位のみを治療できる正確で信頼性の高い治療方法です。

308エキシマーシステムはナロードバンドUVBの中でもエキシマレーザーと同じ308nmの波長を主として有し、同等の結果をもたらす事が可能です。

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「白班治療」

ナロードバンドUVBによる治療は、もっとも効果的で副作用の少ない治療法として認識されています。必要に応じて、他の治療方法と組み合わせる事も可能です。
ハンディータイプの308エキシマーシステムはレーザーなどの他の機器と遜色ない結果を得ることに成功しました。

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「乾癬治療」

良い治療結果を残す為に、外用療法の併用をお勧めします。
308エキシマーシステムとエキシマーレーザーによる治療を比較検討したところ同等の結果を出せました。局所的に照射可能な為、病変部位のみに高い照射量を与えることが出来ます。
その為、早期に目に見えた効果が確認でき、高い患者満足度を得ています。

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※ 治療費は保険診療になりますので、
3割負担の場合、診察料に加え1,020円だけです。





 

アトピー性皮膚炎の治療のゴール〜TARC検査について
アトピー性皮膚炎は患者の多くがアトピー素因をもっていて慢性的に増悪と寛解を繰り返しますが、症状の程度に応じた適切な治療を行うことにより症状がコントロールされた状態に維持されると自然寛解の期待できる疾患です。
このためアトピー性皮膚炎の治療のゴールは「アトピー性皮膚炎のない人と同じような生活ができて、軟膏を塗るとき以外はアトピー性皮膚炎があることを忘れていられること」です。この状態を維持することでアトピー性皮膚炎がはじめて自然寛解へ向かっていくのです。
アトピー性皮膚炎の治療はステロイドと保湿剤の外用が中心です。これにより皮膚症状が改善し,見た目にも自覚的にも症状がなくなればゴールに達しているということになります。 しかし、近年特に成人30歳以上の有病率が増加している上に、重症化・難治化傾向が問題になっており、重症度に応じた適切な治療の重要性が改めて指摘されています。

アトピー性皮膚炎の重症度の判定にTARC(Th2ケモカイン)検査
TARC(Thymus and activation-regulated chmokine)は、白血球走化作用を持つケモカインの一種で、過剰産生されるとTh2細胞を病変局所に引き寄せ、IgE抗体の産生や好酸球の活性化が起こり、アレルギー炎症反応を惹起すると考えられています。とりわけ、アトピー性皮膚炎において特異性がみられ、重症になるほど著明に上昇し、軽快に伴い減少します。
このためTARCの測定はアトピー性皮膚炎の病態を客観的に数値化することで重症度評価として有用です。
従来はアトピー性皮膚炎の重症度の判定には視診と自覚症状でした。
確かに皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎は内臓疾患と違って、医師だけでなく患者自身でも目で見て重症度を判定することができるのですが、TARC(タルク)検査が登場して見た目に症状がなくなっていても重症度が高くまだ治療のゴールに達していない場合があることが分かってきました。
TARC検査を定期的に(通常月1回)行うことで、重症度を見ながら治療をすると 塗り薬をしっかり使用して皮膚の炎症がおさまるとTARC値は下がりますが、その後再び皮膚に炎症が起こるとTARC値は上がります。
TARC値が正常化する前にステロイドの外用を減量すると症状は悪化します。 つまり見た目の症状で判断せず、TARC値で判断することが重要なのです。
そして医師の指示どおりに根気よく塗り薬を使用すれば、皮膚の炎症が軽くTARC値も上昇しない期間がだんだん長くなりやがて塗り薬の量を減らしても皮膚の症状があまり悪化せず、快適な日常生活を送れるようになっていきます。

検査方法:採血
正常値(pg/ml)
小児(6~12ヶ月):1367未満
小児(1~2歳):998未満
小児(2歳以上):743未満
成人:450未満

●アトピー性皮膚炎の重症度判定の目安(参考)
・成人
血清TARC値 700pg/ml未満:軽度
血清TARC値 700pg/ml以上:中等症以上

・小児
血清TARC値 760pg/ml未満:軽度
血清TARC値 760pg/ml未満:中等度以上

ステロイド外用戦略
すでに当院ではFTU(Finger Tip Unit)とという単位で外用することをお勧めしています。 下図のように1FTUは自分の人差し指の第一関節まで出した軟膏量で、手のひら2枚分の面積に塗る量に相当します。
これを朝、夕 1日2回、病変部位に塗布しTARC値が正常化するまで皮膚症状をコントロールします。

TARC値が正常化した後 TARC値が正常化してから、ステロイドの減量を開始します。 減量の最初は1日1回の外用とし、TARC値を見ながら隔日から週数回の外用へと減らしていきます。
こうしてTARC値を正常に維持できれば、アトピー性皮膚炎の治療のゴールに達したことになりこの状態を続けることで自然寛解を期待できます。
アトピー性皮膚炎のスキンケア 
アトピー性皮膚炎のスキンケアで最も重要なのは皮膚のバリア機能の保持をするために下記のことに注意することです。
1)入浴39℃の温度で
2)ナイロン,麻タオルは使わない。
3)香料入り石鹸は使わない。
4)手で洗い、ごしごし洗わない。
5)入浴後3分以内に保湿剤(ヒルドイド、セラミド、尿素含入製剤など)塗布する。
◎ ステロイド薬の塗り方
1) 磨り込まない
2) 薄く伸ばす
3) 入浴後に塗る
4) 湿疹がなくなれば保湿剤
◎ 食事の注意
1)近くでとれた旬の食材を使う。
2)薄味の和食を中心に
3)野菜・穀類・海草(できれば無農薬)
4)魚を中心、肉類は極力減らす。
5)油脂を減らす、使う場合はオリ−ブ油を。甘いものも減らす。
6)調味料としての油・砂糖を減らす。
7)朝食もご飯にする。
8)水は浄水器、または天然水。
◎ 痒みが強くなる可能性のある食べ物
(すべてを制限することはできませんが、思い当たるものがあればひかえて下さい。)
A.野菜:
ホウレンソウ、セロリ、トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、ヤマイモ、サトイモ、タケノコ、トウモロコシ、エノキダケ
B.果物:
パイナップル、バナナ、キウイ、アボガド、イチゴ、リンゴ、クリ
C.肉・魚介類:
豚肉、牛肉、鶏肉、サケ(塩漬け)、タラ(冷凍)、サンマ、カレイ、ニシン(酢漬け)、イカ、カニ、エビ、貝
D.麺類:ソバ
E.乳製品:チーズ
F.菓子類:
ピーナッツ、チョコレート、プラム、アーモンド
G.アルコール類:ワイン
H.食品添加物:
清涼飲料水、漬物、和洋菓子、飴、酢、キャビア、醤油、マーガリン、シロップ、ハム、ソ?[セージ、干瓢、コンニャク、ゼラチン、だしの素、インスタントラーメンなど
アトピー性皮膚炎の注意
アトピー性皮膚炎の注意8箇条
1 シャンプー、リンス、ヘアー、スキン香粧品に注意
やり過ぎないことが大切。香粧品が皮膚に付着したり、リンスなどが残らないように十分にすすぐこと。
2 衣類、洗剤、洗濯機に注意
新しい衣類には糊や防カビ剤、漂白剤、柔軟剤、蛍光剤なとがついている。一度よく洗ってから着用。洗剤はすすぎが不十分だと衣服には残って皮膚の表面を刺激することになる。
3 掃除と掃除法に注意
拭き掃除を中心に行い、細かいダニや花粉、カビの粉末なとの抗原やハプテンを除くこと。
4 部屋のレイアウト 冷暖房機の取り扱いに注意
拭き掃除のしやすいレイアウトを。エアコンのフィルターはまめに掃除を。
5 離乳食は早まらぬように焦らぬように
食事療法は個人の判断で行わないこと。腸管のパリアの発達を考えると、あまり早期から離乳食を開始しない方がよい。
6 外用ステロイドの恐怖症にならぬように
7 症状、治療の自己判断、民間療法には注意
8 皮膚は清濁に、日光浴は積極的に、効果的に
紫外線は皮膚の過剰な免疫反応を抑制する。極端にならない範囲で行うとよい。かなりに効果が期待できる。一方、赤外線には温熱効果があり、発汗を促し、日光浴で赤み、かゆみを
増してしまう場合もある。時々シャワーを浴びながら適度に行うのがよい。
SOD療法の詳細

美容皮膚科だけではなく一般皮膚科についても診察をおこなっています。

生活様式の変化に伴いいろいろなアレルギーが増加し皮フ疾患も多様化しています。

アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症等、難治な病気もありますが、患者の皆様の身になって治療していきたいと思います。
 

アトピー性皮膚炎でステロイドの副作用がご心配の方に


SOD療法(スーパーオキサイドディスムターゼ)のお知らせ

京大出身の医学博士で世界的生化学の権威である丹羽耕三博士(土佐清水病院院長)が開発されたものです。(http://www13.ocn.ne.jp/~tshp/

アトピー体質とは角層の保湿機能の低下にあり,環境汚染物質より作られる活性酸素と過酸化脂質により角層の保湿機能が奪われた状態です。

こ の治療法は環境汚染・ストレスなどで発生する過剰な活性酸素が欧米食中心の食生活による体内の脂質(油の多い食生活)と結び付き過酸化脂質となり(例:油 が空気に触れ酸化するような状態)、アトピー性皮膚炎や膠原病・癌などいわゆる現代の難病の原因のひとつになっているということから生まれました。

丹羽博士はアトピー性皮膚炎の原因のひとつを環境汚染と考え、環境汚染が続くかぎり患者さんが増え、重症化すると考えています。

このため治療法は過剰な活性酸素を抑えるSODの内服とSOD入り軟膏を併用し、体内、皮膚の両面から活性酸素、過酸化脂質を取り除きます。症状がひどい時はSODと微量のステロイドの入った軟膏を使用します。

このSODエキスは角層に付着した過酸化脂質の反応を抑制し,且つ同時に軟膏中に含有されているステロイドの副作用(若返り細胞[線維芽細胞]の萎縮)を抑えてステロイドの副作用が出ないようにしてくれます。
 

◎ もともとこの治療法は

膠 原病などステロイドを多量に使うため命に関わる重篤な副作用を生じる場合のある難病に対し、ステロイドの減量・離脱に成功している治療法です 当初はこれ らの患者さんの重篤な副作用を軽減し、薬を減量、離脱を目的とし研究されたものが、副作用が減るだけではなくアトピー性皮膚炎の原因を除去する作用もある ことがわかってきました。
 

◎ SODの成分

糠、麹、はと麦、抹茶、大豆、胡麻などの自然穀物類を特殊加工したものです。