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前立腺肥大症

前立腺肥大症の診断と治療
前立腺肥大症の病態
前立腺腫が増大することで尿道抵抗増加し、
尿の勢いが悪くなり排尿困難など症状が現れます。
また上記により膀胱機能が影響を受けるため、
症状は排尿困難以外に頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿などの刺激症状も現れます。

前立腺肥大症の診断
病歴、理学的検査
尿検査
血清クレアチニン測定、PSA(前立腺特異抗原)測定
尿流測定(UFM)
残尿測定
超音波検査

※前立腺肥大症の症状はIPSS(国際前立腺症状スコア)で点数化され重症度を決めることができます。

重症度 0〜7点:軽度   8〜19点:中等度    20〜35点:重度   

前立腺肥大症の治療
薬物療法
全般重症度が軽症から中等症の患者が適応となります。
α遮断薬
(ハルナール、フリバス等)
5α還元酵素阻害剤(アボルブ)
抗男性ホルモン薬 
(プロスタールL、パーセリン)
その他の薬剤
 植物エキス製剤、アミノ酸製剤、漢方薬

 

手術療法
TURP(経尿道的前立腺切除術)
ホルミウムレーザー前立腺核出術(名古屋記念病院)
いずれも入院が必要なためと当院では行えませんが、
ご希望の病院にご紹介します。



 
排尿障害の検査 尿流測定について(UFM)
この検査は排尿困難などの症状のある方の排尿状態を調べる検査です。
機械に向かって排尿するだけであなたの排尿状態が客観的にわかります。
尿の量が100ml以下の場合は検査になりませんので、
できるだけ尿を我慢してから排尿してください。
検査は食事に関係ありません。
受診日は、採尿室で尿をとらないで受付の指示に従ってください。

実際の波形は下記のようになります。
Aは正常、排尿障害があるとBやCの様になります。


膀胱鏡検査
膀胱鏡の検査とは、内視鏡を使って、尿道・膀胱内を肉眼的に診断する方法です。
1. 検査の方法
① 検査前に表面麻酔を施行いたします。
検査中多少痛みはありますが、通常は大きな苦痛はありません。
② 検査時間は、おおむね5から10分程度です。
③ 水を200ccほど、注入しながら行いますので、全身の力を抜いてできるだけ力まないようにお願いします。
④ 感染予防のため、抗生剤の筋肉注射をいたします。
2. 検査後について
(1) 12時間くらいの間、下記の点についてご注意ください。
膀胱内をきれいにするために、いつもより多く水分を摂取していただきます。
(摂取する水分としては水・お茶・牛乳など)
食事のたびに、コップまたは湯飲み1杯以上は水分をお取りください。
なおアルコールの飲用はお避けください。
(2) 検査により次の症状がでる場合がありますが、自然に治りますのでご心配はいりません。
① 血尿……尿に血が混じる、尿が赤い、尿が濁っているなどのことです。
② 痛み……局所の痛み、下腹部の痛みのある場合もあります。
③ 異和感……いつもと違う感じや下腹部が張る場合もあります。
④ 残尿感……尿がいつもしたい感じがする、尿が残っている。