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多汗症

多汗症診断基準
1)最初に症状がでるのが 25 歳以下であること 
2)対称性に発汗がみられること
3)睡眠中は発汗が止まっていること
4)1週間に 1回以上多汗のエピソードがあるこ
5)家族歴がみられること
6)それらによって日常生活に支障をきたすこと
 

※ これらの 2 項目以上を満たす症例


   日本皮膚科学会 原発性局所多汗症診療ガイドライン   より
脇の多汗症の治療
 
日本皮膚科学会 原発性局所多汗症診療ガイドライン   より
両手両足の多汗症の治療

日本皮膚科学会 原発性局所多汗症診療ガイドライン   より 
多汗症にボトックス
多汗症とは?
汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺がありますが、
アポクリン腺の分泌が多い方は腋臭症(わきが)といわれています。
腋臭症の場合は手術が非常に効果があり、80%~90%の方が1回の手術で永久に抑えられます。
一方エクリン腺からの発汗は精神性発汗といい、暑さだけでなく精神的緊張などでも誘発されます。ところがエクリン腺は皮下直下から皮内に分布しているため、
腋臭症の手術では約半分程度しか摘出できないので手術の効果は約50%~60%でした。

これに対しボトックスはアポクリン腺には作用しませんが、エクリン腺には作用するため
非常に効果があり70%~90%の汗が減少する場合もあります。
その理由は、腋臭症の原因であるアポクリン腺はアドレナリンが、
精神性発汗のエクリン腺はアセチルコリンが関与してるからです。
ボトックスはエクリン腺の神経端末からこのアセチルコリンの放出を
選択的に抑制することで汗を抑えます。

治療方法は?
両脇の皮内に1センチ間隔で、少量ずつボトックスを注射します。
冷却しながら注射するので、痛みは軽度です。


効果の持続期間は?
通常3~4ヶ月間くらいですが、半年以上持続する場合もあります。
精神性発汗は緊張が原因で発汗が促進するため、
これを繰り返すと緊張すると汗が出るという不安がさらに症状を悪化させます。
ボトックスをうつことで強制的に汗が出なくなるので、
緊張をしても汗が出ないという安心感が悪循環を絶ち、効果の持続につながるのです。

副作用は?
注射する部位は皮下ではなく皮膚直下と真皮の下層に注入するので、筋肉に対する影響はほとんどありません。

注意事項
ボトックスの効果と症状の出現は個人差があるため、1回では効果が出にくい場合は追加治療が必要です。

料金(税別)
脇汗ボトックス 1回(両脇) 50,000円 追加治療(1ヶ月以内)10,000円