抗加齢予防医学
抗加齢予防医学
患者様のご希望により西洋医学や保険診療にこだわらず、
最近の傾向として、皆様が求めるものは痛みや副作用の少ない本来の健康を取り戻す医療に移ってきている様に思います。 病気を患ってから薬の心配をしたり、痛い思いをしながら治療を受けるのではなく病気にならないようにする為の医療(予防医学)、さらにもう一歩進んでアンチエイジング医療(抗加齢医療)に目が向けられるようになってきています。 これは高齢化社会を迎えるに当たって、より一層望まれるようになってきています。いつまでも若々しく元気で歳を重ねたいというのが多くの方の希望です。
マイヤーズカクテル
点滴療法 - マイヤーズカクテル-
■ はじめに
米 国メリーランド州ボルティモア市の開業医であるジョン・マイヤーズ医師は30年以上にわたり、喘息、慢性疲労、うつ病の患者をビタミンやミネラルの点滴療 法で治療することで有名でした。マイヤーズは1984年に亡くなられましたがマイヤーズの後を継承する医師がいなかったために、多くの患者が行き場がなく なってしまいました。
その患者さんの何人かがペンシルバニア州カーリエル市の開業医でアメリカホリス ティック医学協会元会長のアラン・ギャビー医師を訪ねました。ギャビーはマイヤーズの点滴療法に強い関心を持ち、マイヤーズの処方を再現しようと試みたの です。多くのマイヤーズの関係者や患者にインタビューし、点滴処方を現代医学のエビデンスに合わせて改変して再現しました。
ギャ ビーはそれから11年間に外来で1,000人の患者に15,000件の点滴療法を実施しました。マイヤーズの功績を讚えて“マイヤーズカクテル (Myers' cocktail)”と名付けました。ギャビーはこれまでに30以上の学会やセミナーで数千人の医師に教育講演をし、全米各地の統合代替医療や自然療法の 医師がマイヤーズカクテルを臨床で処方しています。
■ どのような人に効果があるの?
気管支喘息、偏頭痛発作、全身倦怠・疲労、慢性疲労症候群
線維筋痛症、うつ病、こむら返り、急性上気道炎、慢性副鼻腔炎
アレルギー性鼻炎、心不全、狭心症、慢性蕁麻疹、
甲状腺機能亢進症、生理不順、麻薬の禁断症状。
上記疾患以外にも、耳鳴、自律神経障害、不定愁訴症候群、インフルエンザなど
■ マイヤーズカクテルはどのような治療?
マ イヤーズカクテルの基本はマグネシウム、カルシウム、ビタミンB群、ビタミンCといった人間の体の中に存在している栄養素だけを配合し、10~30分で静 注します。急速にビタミンやミネラルの血中濃度を上昇させることで薬理学的な効果を期待しています。またこれらは手術後などに点滴で入れる薬剤なので副作 用等は稀です。
■ 料 金
1回 10,500円(初回のみ5.250円)
2週間に1回、症状が落ち着いたら1ヶ月に1回
※ 初回のみ保険外の初診料3,150円が必要です。
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
パーキンソン病に対するグルタチオン療法
■ はじめに
米 国ではパーキンソン病の機能改善と病状進行の遅延を目的とするグルタチオン療法は多くの施設で行われていますが、日本ではほとんど知られていません。本治 療は15~30分の静注または点滴です。点滴終了後からで歩行、振戦、バランスなどが明らかに改善する事例もあり、通常は数回の治療で効果を体感します。
この治療の最初の報告は1996年で、パーキンソン病患者9人にグルタチオン600mgを1日2回、30日間投与したところ、全例で効果が認められ、運動機能の42%が改善しました。また、その効果は3ヶ月持続したと報告されています。
南 フロリダ大学におけるグルタチオン療法のパーキンソン病に対する効果は80-90%で、グルタチオンがフリーラジカル・スカベンジャーとして働き、ドーパ ミン受容体の感受性を高めるからであろうと考えています。また、同時にセロトニン受容体の感受性を高めることでパーキンソンのうつ症状の改善も見られま す。
東京のスピックサロン・メディカルクリニックでは10年以上のパーキンソン病の病歴がある74歳 の男性にグルタチオン療法をした結果、嚥下障害、歩行障害、振戦の症状は治療開始後3ヶ月後には劇的に改善しました。また5年間続いていた振戦が点滴直後 に消失した事例もあります。北九州市のクリニックからは歩行障害で車椅子の生活をしていた70歳女性が治療開始3ヶ月後に自力歩行を開始したと報告があり ました。
■ 適応
早期~進行したパーキンソン病
■ グルタチオン療法の実際
初回は800mgから開始し400mgずつ増量して1600mgで維持します。
病状によってはさらに増量することがあります。
当初は週2~3回の投与をし、効果が安定してくると週1~2回になります。
間隔は5~10日と患者により個人差があります。
■ 料金について
週2~3回 グルタチオン 800mg 3,150円
1200mg 4,200円
1600mg 5,250円
※ 初回のみ保険外の初診料3,150円が必要です。
■ 副作用
稀に頭痛と吐気・嘔吐を訴えることがあります。一過性であり、投与を中止することで速やかに改善します。
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
プラセンタ注射
■ プラセンタとは?--- 滋養強壮若返り ---
胎盤のことをプラセンタといいます。プラセンタ療法とは、胎盤より抽出された有効成分を注射する治療法です。 胎盤の薬効は古くから注目され、とりわけ滋養強壮薬、若返りの薬として珍重されており、多数の漢方薬に配合されてきました。
■ 胎盤の中に含まれてる有効成分
タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、様々な酵素、各成長因子(肝細胞増殖因子、神経細胞増殖因子、上皮細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子、コロニー形成刺激因子、インシュリン様成長因子、インターロイキンなど)
■ 医薬品としてのプラセンタ---疲労回復!快眠!顔色が良くなる!---
これらの効能は、医学の面でも応用され、日本でもプラセンタ有効成分を抽出した注射薬が昭和30年ごろより開発され、治療薬として使用されてきました。
■ 動物実験やその他から
1.細胞呼吸促進作用がある。
2.細胞内皮系賦活する。
3.創傷治癒を促進する。
4.抗疲労作用がある。
5. 肝機能を改善する。 などの効果のある薬として、厚生大臣認可のもと肝臓病の肝機能改善に使われ現在も需要が継続しています。当院でも希望者に投与していると具体的な声とし て、「疲れがとれる・よく眠れるようになる・顔色が良くなる・肌がしっとりぷるぷるした感じがする・シミが薄くなる・風邪にかかりにくくなる・月経不順や 月経困難症が治る・白髪が黒くなってきた」等の効果がありプラセンタ治療を希望する人が増えています。効果の発現としては、個人差もありますが1~2回で 現れる場合もあります。
■ プラセンタ治療薬の安全性---重篤な副作用なし!!---
プ ラセンタは胎盤から抽出されているため、その安全性についてよく質問されるところですが、昭和30年代より多くの方に使用されていますが、重篤な副作用は 報告されておらず、あるとすれば注射部位の発赤や硬結ぐらいです。このためアレルギー体質の方はご注意ください。また、エイズや肝炎などのウイルス感染、 細菌感染などに関しては、感染性のある胎盤は使用していないのは当然ですが、製薬会社が厚生省の指定する以上の加熱処理を行っているため、完全に除去され ており安全です。
■ プラセンタ療法の効果---美容効果と肩こり解消で大人気!---
プラセンタ療法は下記のような様々な疾患に効果があります。
疲 れ、不眠、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛、シミ、くすみ、肌荒れ、皮膚乾燥症、冷え性、しもやけ、更年期障害、自律神経失調症、月経困難症、生理不順、膠 原病、肝機能障害、アレルギー疾患(アトピー・喘息・リウマチなど)、胃十二指腸潰瘍、免疫強化作用(風邪をひきにくくなるなど)
■ 料金
初回 4,200円 2回目から 2,100円
最初の1~2ヶ月(初期療法)は週1~2回(1アンプル)、維持療法は1~2週間に1回くらいが効果的です
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
キレーション療法
デトックス(体内の有害物質の除去)や動脈硬化の改善を希望される場合
通常、週1回 点滴注射
■ 適応
(1) 有害重金属除去
鉛、水銀、砒素、カドミウム、タリウム、クロム、ニッケル、スズ、アルミニウム等の有害重金属除去。
(2) 活性酸素除去
(3) 動脈硬化改善
■ キレーション療法開始前にする検査
<採血検査>
一般血算 貧血の有無に注意。
生化学検査 肝機能、腎機能(特に重要)、脂質、電解質
脂質検査 TCH,HDL,LDL,TG apo蛋白B.など
糖代謝 血糖、HbA1c(キレーションによる耐糖能改善作用あり)
炎症所見 ホモシステイン、HS-CRPなどの炎症所見
<重金属測定> 体内有害重金属測定を測定する
(1)尿誘発試験(チャレンジテスト)
経口キレーション剤(DMSA)を服用後、約6時間蓄尿(約1000mlが目標)
よく攪拌後、約60ccを検査ボトルに入れ、米国検査機関に郵送。約10日後に測定結果がメールにて返信される。13種類の有害重金属量の測定結果を判定する。
(誘発テストが必要のためやや手技煩雑。長期間の重金属暴露を測定可能)
(2)毛髪ミネラル検査
毛根に近い2-3cm部の毛髪を約0.3g使用。
比較的 短期間の重金属暴露に効果的(簡易であり、非侵襲的、日本国内で測定可能)
<基礎検査>
(1)体組成(体重、身長、水分量、骨格筋量、内臓脂肪量、体脂肪率、など)
(2)血管老化度(PWV)または 脈派伝播速度
キレーション治療前、10回目、20回目、30回目、で測定し、血管老化度の評価を行う。
更に血液検査にて炎症所見、アミノ酸、フィブリン、脂質系、なども同時に評価する。
(3)骨密度
キレーション前に骨密度測定を行う。特に鉛蓄積量が多い症例では骨密度が改善するいわれている。
■ 料金について
週1~2回 1回15,750円
※ 初回のみ保険外の初診料3,150円が必要です。
■ 副作用と注意点
血管痛、腫れ、腕全体のだるさ、低血圧症状、低血糖症状、頭痛、眩暈、吐き気、等の症状があることがあります。
点滴療法研究会 マスターズクラブ会員 佐井雄一
佐井泌尿器科・皮フ科クリニック 052-847-5110
ダイエット・メタボリックシンドローム対策点滴
αリポ酸は体内に存在する脂肪酸の一種で、別名チオクト酸と呼ばれています。
このαリポ酸の作用は摂取した食餌中のブドウ糖を細胞内のミトコンドリアへ運び、エネルギー生産を助け新陳代謝を促進します。これにより体脂肪の増加抑制に高い効果を発揮します。またαリポ酸は活性酸素も抑制し、高い抗酸化作用を持ちます。(ビタミンC・Eの約400倍)
αリポ酸の研究は1950年代頃から行われ、ブドウ糖の消化率を高めることによる、脂肪燃焼・エネルギー転換促進することが分かっていて、米国では糖尿病の治療薬として使用されています。
30歳を過ぎると徐々にこのαリポ酸が減少するため、新陳代謝が低下し脂肪を燃焼しにくい体になるため、中年以降の肥満につながっていきます。
つまりαリポ酸を補うことで脂肪の燃焼を促進し肥満の改善・予防が可能になり、また加齢や様々な要因による体の酸化を抑え、老化・美容に対する効果を期待できます。
α-リポ酸は栄養補助食品としての使用が認められサプリメントとして販売されています。
特にダイエット効果も期待できる事から大きく注目を浴びています。
これらのα-リポ酸は、サプリメントとして計画的に摂取するのが良いのですが、経口投与では薬剤の吸収までにやや時間がかかります。また腸からの吸収が服用量の50%以下のため十分な量を補う事ができません。
一方、注射や点滴でおこなうと経口摂取よりも速く、大量に補う事ができます。
■ 適応
肥満解消・予防
メタボリックシンドロームの改善
ダイエット
アンチエイジング
■ αリポ酸点滴療法の実際
αリポ酸(チオクト酸)100mgを週1回、約30分で点滴します。
■ 料金
1回 5,250円
■ 併用療法
新世代のEMS機器 AC BODYを併用することで、筋肉量を増し代謝を促進しますのでさらに脂肪が燃焼しやすくなり相乗効果を期待できます。また高周波治療テノールによるサーモシェイプで脂肪を破壊することで部分やせが可能になります。
酸化ストレスを抑え老化を予防する高吸収サプリ「リポ・スフェリック AGEブロッカー」
この酸化ストレスを抑えることが出来る抗酸化ビタミンサプリメントにビタミンCだけではなく、
ビタミンB群が加わりました。
加齢(老化)を促進する因子として体内の酸化ストレスが知られるようになってきました。
この酸化ストレスを抑えることが内面的なアンチエイジングにつながるのですが
そのためには酸化ストレスがどのように老化につながるかをまず知る必要があります。
ヒトは生命活動をするに当たって常に一定量の活性酸素が産生されるため、
常に活性酸素に暴露されます。
また生命活動のエネルギー源の一つに糖がありますが、生体内では常に蛋白質を糖化しています。
蛋白質が糖化されて産生されるアマドリ化合物(ヘモグロビンA1cやグリコアルブミン)が
さらに後期産生生成物(AGE)となり、これにより活性酸素を発生させます。
また糖化は生体の抗酸化力を抑制し、フェントン反応により毒性をある銅イオンが産生されます。
こうして加齢が進むのですが、皮膚を例をあげるとコラーゲンが糖化することで、コラーゲンが破壊されシワたるみが生じます。
つまり糖化が老化につながるので、
老化(糖化)を抑制するには糖質摂取による血糖上昇をいかに抑えるかが重要になります。
これには食後の血糖上昇が摂取した食事のエネルギー量ではなく、主に炭水化物量が影響するので
摂取するカロリー量ではなく食事の炭水化物量に着目した食事療法と血糖コントロールが必要です。
最近の糖尿病の食事療法も食事のカロリー量ではなく、この炭水化物量をコントロールするカーボカウントに変わってきています。
カーボカウントでは炭水化物15gを1カーボと考えて、摂取量を決めます。
例えば1日16カーボに抑える必要がある人は、
朝昼夕を5カーボずつ+間食を1カーボのように割り振って制限しますが、
その範囲内なら何を食べてもよいことになります。
このカーボカウントを利用し
1日のカーボカウント(1日必要カロリー量2000Kcalの場合20カーボカウント)を減らす食事療法をすると
体内での糖化を抑制し、老化予防や肥満解消につながります。
ではすでに起きてしまった生体内の酸化を抑えるにはどうすれば良いでしょうか?
すでに起きてしまった生体内の酸化を抑えるには
抗酸化ビタミンであるビタミンC、E、P、B群を効率良く摂取することで
老化を抑えることが可能になります。
すでに当院では抗がん作用やアンチエイジングを目的にしたレシチンでナノカプセル化したビタミンCであるリポ・スフェリックビタミンCを取り扱っていますが、抗酸化ビタミンであるビタミンB群をすべて含んだリポ・スフェリックAGEブロッカーの取り扱いを開始しました。
この中に配合されているビタミンB2,6は過酸化脂質の代謝改善作用、
葉酸やB12は抗酸化作用そしてB1,6は糖化抑制作用があります。
つまりビタミンB群は脂質代謝改善作用があり、
糖化抑制作用と併せて抗酸化作用を有し、内面的アンチエイジングを期待できます。
もちろんリポ・スフェリックビタミンCと同様レシチンでナノカプセル化されていて、
高い吸収が期待できます。








